うたかたの日々

独り言です。twitterだと短すぎるなぁ…って感じのことを書くときに使います。

有馬記念予想

ブログを開設してから1年が経ちました。この間、自分で一からサイトを立ち上げて運営していこうとしたこともあったんですけど、まあなんやかんやで挫折して今に至るというわけです。

 

これまでこのブログは自分用の日記として使っていて非公開にしていましたが、もう第二Twitterとして使って行こうかなということで、公開することにしました。ちょうどTwitterにも飽きてきたところだし。1週間に1回くらい更新できたらいいですね。見たかった人が億が一いたら申し訳ないんですが、最初の挨拶以外の記事は削除しておきました。何年も前に書いた文章とか自分の未熟さに恥じ入ってしまいムズムズするもんですが、たった1年前の記事でも、改めて読み返してみると、残しておくには耐えがたい恥ずかしさがあります。自分の過去のツイートを消す気にはならないあたり、Twitterとブログの違いを感じますな。

 

で、まあしょうもない御託は置いといて本題に入ろうかと思います。記念すべき公開一発目の記事として、有馬記念の予想を書くことにしました。昨年このブログを作ったのも競馬について書いていきたいな~っていう欲求があったので。多分次回は今年の総決算的記事です。あ、あと以下の文章は自分用メモでそれ以上でも以下でもありません。

 

敬体使うの煩わしいので以下常体。とりあえず全頭の評価を書いて、買い目を最後に添える感じでいきたい。ちなみに今回は1万円勝負で10万円(今年の負け金総額)勝つことを目標にしている。いや無理だろ。

 

まず有馬記念について釈迦に説法だが簡潔にまとめておく。有馬記念中央競馬の一年を締めくくるGIレースとして中山芝2500mで行われる。今年はフルゲート、16頭が出走する。コーナー6回、ゴール前直線で急坂を2回駆け上がることになり、かなりトリッキーなコース設定だ。有名だが、圧倒的に内枠が有利とされる。これらを踏まえて、出走馬を内から順に分析してみたい。

 

 

 

第65回 有馬記念 

 

1 バビット

 

菊花賞は距離が長すぎということで度外視するとして、逃げ切りで重賞連勝は見事。内枠有利の有馬記念で、1枠1番はむろん絶好の枠順といえるが、個人的にはこの馬を穴で狙っていたので、人気しそうなのは残念。冷静に見ると、有馬記念で逃げ馬が残るには相当な実力が必要で、この馬がそこまで強いかと言われると疑問符だ。例えばセントライト記念はスロー決着でかなりこの馬に展開が向いたと言える。緑と黒の勝負服があのアニメを連想させるということもあり、明らかに過剰人気すると思われるので、ここは軽視したい。 

 

 

2 ブラストワンピース

 

 一昨年の有馬記念覇者。2戦2勝の中山巧者が最内1枠を見事引き当て、そこそこ穴人気するかもしれない。しかし今年は1月にAJCCを勝ったのみで、あとは冴えない結果が続いている。年を重ねるごとにぶくぶく太っているというところがなかなか応援したくなるところもあり、2年前の有馬記念をこの馬で制し前走も騎乗していた池添騎手が引き続き騎乗するなら相手に抑えておきたいところだったが、乗り替わりということになった。いかに今年好調な横山武騎手と言えども流石に難しいのではなかろうかと予想する。距離延長、道悪得意のハービンジャー産駒とはいえ今年の宝塚記念の惨敗を見ても厳しそうだ。

 

 

3 クレッシェンドラヴ

 

福島で好走していた馬。前走まで騎乗の内田騎手がバビットに騎乗するため、坂井騎手に乗り替わり。筆者が最も期待している若手騎手なので買いたいところだが、いかんせんこのメンバーでは馬の力が足りないと思われる。6歳馬というのも減点要素になるし、調教もいまいち。

 

 

4 ラヴズオンリーユー

 

前走エリザベス女王杯で3着。最高の出来だったオークスの状態に戻ったとのことだが、どこまで信用したものか。デムーロ騎手はスポーツ新聞のコラムをたまに読む限りいい人なのは伝わってくるから応援してはいるのだが、今年最も馬券的に裏切られた騎手なので少々減点要素になってしまう。なにより、中山競馬場未経験というのが渋い。使ってきたレースも牝馬限定戦ばかりで、戦ってきた相手もどうなのか。しかし、昨年の有馬記念リスグラシューで制した名門矢作厩舎だけに、ここもしっかり仕上げてきている可能性は高い。オッズ次第になるが、紐として一考の価値はありそうだ。

 

 

5 ワールドプレミア

 

昨年の菊花賞馬で、有馬記念は3着。長距離適性は問題なさそう。久々のレースとなったジャパンカップでは6着とまあまあの結果。ひと叩きして今回が勝負だろう。鞍上は引き続き名手武豊騎手。調教もまずまず。気になるのは昨年と異なり斤量の恩恵は受けないということだろうか。正直頭で来るイメージは湧かないが、相手には入れたい。

 

 

6 キセキ

 

前走ジャパンカップは大逃げで歴史的一戦を盛り上げた。今回は逃げるのか注目されているが、自分はバビットの番手に控えると予想している。ただ、前走の疲れがまだ残っているのではないか。中山2500mも5着が最高で、上積みはあまり見込めない。調教を見ても何とか間に合わせたという印象だが…オッズ的には8番人気なので、抑えておくのはあり。

 

 

7 ラッキーライラック

 

今レースで引退する5歳牝馬。有馬が引退レースの牝馬といえば真っ先に昨年のリスグラシューが思いつく。鞍上はテン乗りだが三冠ジョッキーとなった福永騎手で信頼できる。2500mどころか中山自体経験が少ないのは気になるが、オルフェーヴル産駒ということで適性はあると考えている。距離がこの馬にとってやや長いと思うが、引退レースということでしっかり仕上げて来ているだろう。馬名の通り、五冠目を取って有終の美としたいところだ。相手に入れる。

 

 

8 ペルシアンナイト

 

今年は札幌記念2着以外目立った成績は残していない。過去好走しているレースもマイル前後で2500mに対応できるとはあまり思えない。道悪が生きるハービンジャー産駒とはいえ、ブラストワンピースともども今年の宝塚記念で上がり40秒オーバーで下位に沈んでいるようでは厳しいのではないか。

 

 

9 クロノジェネシス

 

今年の宝塚記念覇者。天皇賞・秋でもアーモンドアイ、フィエールマンに次ぐ3着と距離、馬場状態を問わず安定して走ってくれる、馬券的にはありがたい馬だ。特に馬場状態が悪くなると真価を発揮する馬で、時計がかかっている今の中山なら軸に最適といえる。ただ、現状1番人気(前日最終オッズ参照)であまり妙味がない。嫌う要素としては、人馬共に中山の経験が乏しいことだ。まあ、昨年リスグラシューも初の中山で圧勝しているので、本当に強ければそんなことは関係ないのだが。間隔がこの馬にしては少々短いことも気がかりではある。一応本命視。

 

 

10 カレンブーケドール

 

ジャパンカップは3強には勝てなかったものの、3歳三冠馬2頭とは差のない4着。勝利からは遠ざかるが、実力的には今回の人気馬たちと遜色ない。鞍上は前走まで騎乗していた津村騎手からグランプリ男、池添騎手に乗り替わり(筆者的には前走の騎乗で降ろされるのも気の毒だと感じるが…)と、これも買い要素だ。調教を見ても疲れは抜けて好調そうに見える。

 

 

11 モズベッロ

 

今年の宝塚記念こそ3着と好走したが、半年の休養明け、乗り替わり、枠も微妙調教も微妙と率直に言えばあまり良い要素がない。ここを叩いて年明けの重賞に期待したい馬で、陣営もそういう意図で出してきていると思う。

 

 

12 オーソリティ

 

今年レベルが高くないと囁かれている3歳牡馬の中でまだ底を見せていない馬。前走アルゼンチン共和国杯は東京で有馬と同距離の2500mを走り、古馬との初対戦だったものの大外枠から完勝。長距離適性は問題ない。ルメール騎手がフィエールマンに騎乗するため、2週連続GI勝利と今絶好調の川田騎手(クリソベリルを飛ばしたのは根に持ってますよ)。アルゼンチン共和国杯のレベルがどうだったのかと思わないでもないが、父オルフェーヴル、母父シンボリクリスエス(どちらも有馬記念で後続を大きく話して勝利)ということにも期待して、多少のことは目をつぶってこの馬を穴に指名してみたい。ちなみに、同レースから有馬記念というローテで馬券に絡むのは近年だと2015年の有馬記念勝ち馬ゴールドアクターがいる。

 

 

13 フィエールマン

 

今年の天皇賞・春の勝ち馬。そこから半年休養して出走した天皇賞・秋ではGI8勝馬アーモンドアイに直線詰め寄って2着とその能力には疑いのないところ。鞍上も今を時めくルメール騎手とここは問題ない。最大の不安要素はその臨戦過程だろう。2ヶ月以内に走った昨年の凱旋門賞有馬記念でのみ複勝圏内を外している。間隔を空ければ空けるだけいい馬なのは間違いないだろう。良馬場でやりたいという陣営コメントと裏腹に、時計がかかる馬場になっていることも引っかかる。加えて枠順抽選で人気馬で唯一不利となる外枠を引いてしまった。能力的には(少なくとも牡馬では)一番強いと思うが、ここは思い切って消したい。

 

 

14 サラキア

 

取捨に少々迷う馬。今年の夏まではパッとしない戦績だったが、ここ3戦は全て上がり最速で1着1着2着。前走はエリザベス女王杯で展開に恵まれたとはいえラッキーライラックの2着。今回は先行型の強い馬がいるので後方待機で直線勝負にかけるこの馬には厳しい展開になると予測しているが、思ったより人気しないので抑えてもいいかもしれない。ただ外枠で乗り替わり、初の中山ということで、基本は切り。

 

 

15 オセアグレイト

 

3週前にステイヤーズSを先行押し切りで勝利したのが記憶に新しい。中山も、力のいる馬場も、長距離も対応できるのは分かるが、どう考えても間隔が短すぎる。8枠引いたのもあり問答無用で切り。天皇賞春で見たい。

 

 

16 ユーキャンスマイル

 

弱くはない馬だと思うが、最近は今一つ結果が出ていない。内枠引いたら狙ってみてもよかったが…後方からレースを進める馬なので8枠の不利はそこまで受けないだろうが、距離ロスを逆転できるほどの力はないとみている。まだ大きなレースで穴を開けそうな馬なので、別の機会に狙ってみたい。

 

 

 

 

以上16頭について記述してみた。

 

ということで印をつけると、

 

◎クロノジェネシス

○ワールドプレミア

▲ラッキーライラック

オーソリティ

△カレンブーケドール

 

基本的には三連単で買いたいと考えている。ただ、上に挙げた5頭はどれもそこそこ人気すると思われ、この組み合わせでオッズをつけるのは難しい。もう1頭か2頭△を加えるかもしれないが、いずれにしても、買い目に関しては明日改めて更新したい。

 

(12/27 12:30追記)

いろいろ迷ったが、上の5頭で決着したときに後悔したくないので、基本の買い目は印の三連単ボックス60点100円。人気のクロノジェネシスが連対した場合配当が露骨に下がるので、

馬連 5-9    700円

        7-9    1200円

        9-10  1600円

        9-12  500円

 とオッズを見て傾斜をつけて買う。以上、合計1万円勝負。

 

 

あと、いろいろ書いたけどお祭りなんだし最後は好きな馬買えばいいと思いますね。 

 

おわり。